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【SHIFT PLUSから見たインターシップ】ヒンシツ大学を受講した生徒さんへ、職業体験だけでなく社会人のリアルを伝えた5日間をレポート!

2020年9月30日

和田志帆

SHIFT PLUSでは、高知県で初めて社会人が講師を務める実践的な講座「ヒンシツ大学」を高知情報ビジネス&フード専門学校様にて5月〜7月に開講しました。

そこで学ばれた学生さんの中から6名が弊社へ5日間のインターンシップに参加!

今年はコロナ禍でインターンシップを受け入れてくれる企業が少なく、インターンシップを受けられない学生さんもいる状況でした。

そんな中、地域に根付いた企業を目指す弊社として、少しでも多くの学生さんを受け入れたい、ヒンシツ大学を受け入れてくれた学校に協力したいと考え、学校側へ提案させていただき、この取り組みが実現しました。

今回はインターンシップの内容から、ヒンシツ大学の講師を務めた弊社メンバーの想いまでレポートにまとめましたので、ぜひご一読ください!

インターンシップはゲームからスタート!

<自己認知&相互理解ゲーム>

 

まずは学生さんと社員でアイスブレイク。手札の5枚と山札から自分の大切にしている価値観を5枚選ぶことで、自分の価値観・他の人の価値観をそれぞれ知ることができるゲームを行いました。

自分の価値観を深く考えたり、さらにそれを人に伝える機会ってなかなかないですよね。
でも社会に出ると、価値観の全く異なる人とコミュニケーションを取り合って仕事をしたり、関わったりすることも必要です。

そこでこのゲームを通して、自分と他者の価値観の違いを実感してもらい、自分のことも相手のことも理解できるようこのゲームを取り入れることに。

「このカード残すか悩む〜」「それ選ぶんだ!」など皆さん悩みながらカードを選んだり、他の人が捨てたカードを別の人が選んだりといった場面もあり、ゲームは想像以上に盛り上がりを見せました。

最後は自分の選んだ5つの価値観についてそれぞれ理由を発表!
社会人と学生さんで選んだカードに違いがあり、立場や環境によって価値観は変わることもあるということも楽しみながら学んでいただけました。

<社会人と学生の違い>

続いて人事部の清水より社会人と学生はどんなことが違うのか、考え方や評価のされ方、社会での人との関わり方などの話がありました。

例えば、評価のされ方について。社会人は成績ではなく、どれだけ貢献できたかで評価がされるという違いです。

「学生時代は勉強してテストの点数が高ければ良い成績がつきますが、社会人は頑張ったから給与が上がるということはありません。」

「多少そこの加点はしてくれますが、例えば営業であればどれだけ売り上げをあげたかなど、どれだけ会社に対して貢献できたかというところで評価がされます。」

という具体的な例を交えての話があり、皆さんさまざまな違いに驚いたり真剣に話に聞き入る様子が印象的でした。

品質保証 テスト実行&設計 業務体験

〜テスト実行体験〜


テスト実行は、テストケースを基にテストを実施し、正しい表示や機能となっているか、反映データが仕様(内容を説明した設計図)と一致しているかなどを検証していく作業です。

まずは業務内容についての説明があり、2人1組で業務を体験!

今回はテスト項目内容に沿ってテストを実行し、問題なく動作されたら「OK」、動作に不具合が生じたら「NG」と結果を入力していく作業でした。テスト作業後は3組それぞれの実行結果をみんなで見ながら社員から詳しく解説!

この業務体験は、ヒンシツ大学でも授業で実行演習を行っていたこともあり、スムーズに実行業務を進められている様子でした。

〜テスト設計体験〜


続いてテスト設計の体験!
この業務は、先述のテスト実行を実施するためのテスト項目を作成する業務です。

ソフトウェアの仕様を理解して、どんなテストを行う必要があるのかを考え、どんな方法でテストを行い、どのような結果が出れば問題がないのか、ひとつひとつ項目を作成していきます。

こちらは仕様を理解した上で、テスト実行者がスムーズにテストを実行できるような文章を作成する必要があり、実行業務よりも難易度が高い業務となっています。

最初は皆さんなかなか手が進まず苦戦している様子でしたが、仕様書を読み解き、話し合いながらテスト内容を作成!

こちらもみんなで作成したテスト設計項目を見比べましたが、やはり設計業務は実行業務より難しいという声が多く上がっていました。

カスタマーサポート 業務体験


さらに、メールでのカスタマーサポートの業務も体験!
ユーザー様からのお問い合わせに返答するためにメール作成を実施しました。

まずはユーザー様からのお問い合わせメール内容を読み解き、聞きたい内容に対して分かりやすく理解していただけるよう返答メールを作成!

皆さん文章を読み解いて、さらに相手に分かりやすいよう要点を絞って文章を作成することは想像以上に難しかったようで、こちらも文章を作成するまで話し合いを重ねていました。

社会人の先輩として



インターンシップ中には社会人の先輩として4名のSHIFT PLUSメンバーが、自分自身の今までの経歴や経験を踏まえて、これから社会人になる学生さんたちへアドバイスや、学生さん側からの質問を受けて回答したりといった時間もありました。

「自分が勉強を続けることが苦ではない分野で働くことで、学びたいから仕事以外でも勉強するようになり、知識やスキルが身についた」

「社会人になって活かされるのは自分で調べる力!それとタイピング力は役に立つので、今から身につけて損はない!」

「自分の環境を作るのは自分!仕事をするなら環境は良くしたいので、その環境を自分で作っていった」

「会社選びも大事だけど『縁』も大事!前職や求職中に感じた縁がきっかけで入社し、たくさんの人との出会いが今の自分をかたどっている」

などといった働いている社会人の生の声を聞くことができ、和やかなムードの中、学生の皆さんにとってこれからの参考になる話がたくさん出てきていました!

インターンシップ最終日!

<東京にいる社長とオンライン通話>

最終日は現在東京にいる弊社の代表取締役社長である綿貫とオンライン通話!

コロナ禍での社会情勢や働き方の変化など、企業と世の中の変化についての内容の濃い話に、皆さんしっかりと耳を傾けていました。

<インターンシップの成果発表>


その後、インターンシップの成果を2人1組で資料にまとめて各自発表!

研修を行ったメンバーも5日間の成果を見守る中、皆さんそれぞれが今回のインターンシップの学びを自分の中にしっかりと落とし込んで発表されていました。

<卒業証書授与>


最後にSHIFT PLUSメンバーより一人一人へ、インターンシップの全過程を修了したことを記念して、卒業証書を授与!みんなで記念撮影もしてインターンシップは無事に修了!

皆さん5日間、本当にお疲れさまでした!!

最後は「ヒンシツ大学」のフィードバック!

「ヒンシツ大学」は弊社の事業の一つでもある「品質保証」の業務を、弊社の社員が講師となって実践的な授業を行う講座です。(ヒンシツ大学について:https://shiftplus.inc/works/hinshitsu_univ/

3ヶ月に渡った講座には、講師を務めたメンバーのどんな想いがあったのかをインタビューしました!

ーーどんな事に気をつけたり工夫をしながら講座を実施しましたか?

まずは今の学生さんたちの価値観を調べたり、最初の授業で自己紹介を用いて、親しみやすさや気軽に楽しく学んでもらえる環境や関係性を築いていきました。

また、今はYouTubeや無料で遊べるゲームなど選択肢が多いので、「好きなものだけ好きなタイミングで見られる」という時代になり、良い教材を持ち込んで授業するだけでは受け入れてもらうことは難しいと考えたんです。

そこで自発的に授業に参加してもらうため「楽しい」「良さを引き出す」「恐れずチャレンジしてもらう」という土壌作り、座学以上に個人やチーム演習を積極的に取り入れて、毎回生徒さんには自分で考えて、チーム内や全体に意見をアウトプットしてもらいました。

そのアウトプットに対して、どう考えてそれに至ったかや彼らの目線に対して、観察や対話を通じてどういう人物なのかを考え、それぞれの良さを引き出せるように接することを意識しました。

ーーヒンシツ大学の講義を通して、難しかった点・やりがいを感じた点はそれぞれどんな点ですか?

一番難しかった点は「時間管理」です。
大枠でだいたい予定は組んで臨んでいますが、もう少し考えさせてあげたい場合は延長したり、例え話が長くなってしまった場合は早口で説明してしまうこともあり、部分的に分かりづらいところや聞き取りづらいところもあったのではないかと感じました。

時間の都合でできなかったというところもあったので、そこは課題として今後に生かしていきたいと思ってます。

また、最もやりがいを感じた点は「授業準備」ですね。

極力難しい表現は避けたり具体例で補足したりなど、生徒たちそれぞれの目線で考えることが必要で試行錯誤の連続でした。

テキストに「相手を楽しませる」「感情を乗せる」「ストーリーを描く」など常に相手のことを意識して補足資料や構成を考え、彼らの反応がどうなるか考えながら作りあげていったので、充実した時間を過ごせました。

ーー「ヒンシツ大学」を受講された生徒さんたちに対して、今後この講座の経験をどのように生かしていってほしいと思いますか?

今回教えた技術的なところ以上に、目線や価値観といった考え方の部分を大事にしていってほしいと思ってます。

品質は立場によっても、人によっても見え方や考え方が違います。
なので、自分の物差しだけで物事を判断するのではなく、相手からの目線や俯瞰した場合、疑って逆から見るといったさまざまな視点を使い分けられるようになっていってほしいと期待しています。

それができるようになれば、異なる価値観を持った仲間とも快適にコミュニケーションが取れるようになり、現代に必要とされる「共創」ができる人材になっていけるのではないかと思います。

今後、根っこの部分には強い信念を持ちつつ、固定観念にとらわれない柔軟な考え方や物の見方をしていく上で、今回の授業が一つのきっかけになってくれればと願っています。

まとめ

今回のヒンシツ大学・インターンシップは、実践的な業務体験をしてもらうだけではなく、企業で働いている社会人のリアルな話を聞く機会がたくさんありました。

それは社会を知ってもらうことで、人それぞれの人生や考え方がある中、自分自身にとって大切なことってなんなんだろう?と、自身で深く考える機会を作って、将来の選択肢を広げてもらいたいという想いがあったからだと思います。

また研修を行ったSHIFT PLUSメンバーからも、「教える立場でしたが気付かされることも多かったです。」「忌憚のない質問に気付きをもらい、素直に吸収する姿勢に感銘を受けました。」「社会に慣れた大人たちに新鮮な風を吹かせてくれたいい出会いに感謝しています。」といった声が挙がり、社員にとっても学びの多いインターンシップとなりました。

ヒンシツ大学で講師を務めたメンバーのインタビューでは、一つの正解だけではなく、違う角度からの意見の大切さも伝えていたことが分かり、今後社会に出てさまざまな立場や価値観の人との関わりをもっていく彼らにとって、とても役に立つ教えになったのではないかと感じました。

今後もSHIFT PLUSではこういった社外との交流をどんどん取り入れていきたいです!

次回は、インターンシップを体験された学生さんからヒンシツ大学やこのインターシップについての声をまとめた記事となりますので、そちらもお楽しみに!