お問い合わせ privacy policy

Withコロナ時代、働き方が多様化しても地方活性化へ向けやるべきことは変わらない〜四国活性化PJ社長講演レポート〜

2021年3月5日

和田志帆

今年で26年目を迎える四国の4新聞社、四国4県との共催による「四国活性化プロジェクト」

今年は弊社がスポンサーとなり、「Withコロナ〜新たなライフスタイルを考える〜」というテーマで、コロナ時代を豊かに過ごすヒント、新たな可能性を探っていくオンラインイベントが開催されました。

イベントでは、弊社代表の綿貫含め有識者による講演、四国各県からコロナ禍で新たな挑戦を実践する方々がパネリストとなり、パネルディスカッションを実施。

講演を振り返り、SHIFT PLUSの考える地方活性に向けた考えをレポートにまとめましたのでぜひご一読ください!

◆イベント内容◆

<イベントテーマ>
Withコロナ 新たなライフスタイルを考える

<開催日時>
2021年1月24日(日) 13:00〜15:30

<参加者>
約230名

<四国活性化プロジェクトWEBサイト>
URL:http://unei-jimukyoku.jp/shikokupj/

<講演>

【講演者】大島麻衣氏(タレント 日本健康生活推進協会・健康マスター名誉リーダー)【講演テーマ】「コロナ禍のヘルスリテラシーと食生活」

【講演者】岩淵紀介氏(森永乳業 研究本部素材応用研究所プロバイオ開発グループ グループ長)
【講演テーマ】「今見直したい、腸から体をまもるビフィズス菌」

【講演者】綿貫健吾氏(株式会社SHIFT PLUS 代表取締役)
【講演テーマ】「東京一極集中は無くならない、Afterコロナを見据えた地方活性化に向けたSHIFT PLUSの考え方」

<パネルディスカッション>
【テーマ】「ピンチをチャンスに!Withコロナ四国ライフの可能性」
【パネリスト】
タレント 日本健康生活推進協会・健康マスター名誉リーダー/大島麻衣氏
公益社団法人桂浜水族館 館長 秋澤 志名 氏/職員 丸野 貴也 氏
株式会社KITA 代表取締役 CEO 井上 陽祐 氏
徳島県南部総合県民局 副局長 新居 徹也 氏
琴平バス株式会社 代表取締役 楠木 泰二朗 氏

「ワクワク」する仕事を増やし、地方企業で働く人の給与水準を上げていきたい

今回の講演タイトルは「東京一極集中は無くならない、Afterコロナを見据えた地方活性化に向けたSHIFT PLUSの考え方」

まずはSHIFT PLUSの企業理念についての説明からです。

SHIFT PLUSは「地方にワクワクする仕事を増やし、社会をより豊かに」という企業理念を掲げ、地方に付加価値の高い事業を創出することを目指しています。

弊社をはじめとするいわゆる誘致企業では、首都圏のお客様と取引するケースが多いのですが、取引きの目的として、コスト削減が理由になることが多いです。

しかしこれでは、地方で働く人々の給与水準を高めることができず、本質的な地方創生にはつながりません。結局給与水準の低さを理由に地方から優秀な人材が流出してしまいます。

そこでSHIFT PLUSでは「東京と同等の単価で仕事を受ける」ことが重要だと考えています。

そのためにも高知県の強みを活かして、高知独自の強みを作っていくことでサービスの付加価値を高めていくことが必要であると考えています。

それがSHIFT PLUSの企業理念にある「地方にワクワクする仕事」であり、高知県の若者の人材流出を防ぎ、高知県の発展、税収の改善を実現していこうとする活動です。

SHIFT PLUSの考える地方企業が進化するための3ステップ

続いてSHIFT PLUSが考える地方企業が進化、進んでいくための3ステップの要素について。SHIFT PLUSは現在ステップ2に差し掛かっている状況です。

<ステップ1>
東京の仕事を地方でもどんどん受けられる体制をとっていく

コロナ禍でリモートワークが当たり前の時代になり、従来東京で価格競争化にあったビジネス領域が地方でも対応可能になってきました。

そこでまずは、地方でも仕事を受けられる体制を整える、そのための人材を集めることが重要です。

SHIFT PLUSも2019年〜2020年で40名ほど人員増強に成功しており、この点に関しては成果を出せていると考えております。

<ステップ2>
どこに尖った領域を見つけて、東京や大阪からの仕事を受けやすくするか

ステップ2は非常に重要で、IT業界はすごく目まぐるしく変化していくため、ひとえにIT業界といっても伸びるマーケットと伸びないマーケットに差があります。

そこで伸びるマーケット・首都圏で人材が不足しているマーケットを見極め、そのマーケットでの人材育成・ビジネス化を進めることが大切です。

このポイントについてはSHIFT PLUSの事業を例に説明します。

世の中ではいわゆるデジタルトランスフォーメーションと言われ、全ての要素のデジタル化というところに各企業対応に迫られ、こういった変化に対するサポートといった部分も企業の中でより必要となってきています。

そのため社内対応をより強化していかないといけないニーズが出てきます。

カスタマーサポート領域といっても、その中を分解すると、エンドユーザー様の問合せ対応を実施するお客様サポートと、デジタル化が促進され、IT知識が必要な運用保守・ヘルプデスク領域があります。

SHIFT PLUSは後者の領域に強みを持ち事業を行っています。

これまで主幹事業としてソーシャルゲームの検証やエンドユーザー様のカスタマーサポートで培ってきた知見を生かし、SHIFTグループで提供する品質保証領域のサービスとワンストップで、マニュアルを最適に改修・作成したり、FAQの整備、AIチャットボットの構築を行い、システム利用ユーザーが自己解決できるITヘルプデスクのサービス構築を実施しております。

<ステップ3>
IT領域における特産品は何なのかを見つけること

高知県を例にあげると、生姜やゆず、カツオなど一次産業の特産品はすぐに思いつきます。

しかし「IT業界における高知県の強みはどういうところにありますか?」と聞かれると、なかなか答えることは難しいのではないでしょうか。

人材教育についても、首都圏の教育内容を焼き回しで教育しているということになると、なかなか四国各県に特化した人材創出ができないと考えています。

業界における特産品を見つけることができれば、そこを狙った人材を育成でき、ステップ2の尖った部分をより明確にし、付加価値を高めることができるので、いかにこの特産品を見つけていくことができるかが重要になってきます。

地方特有の強みを見出し、その領域のNo,1になる!

最後は講演タイトルにもある東京一極集中、地方活性化へ向けやるべきことについての総評です。

Withコロナ時代においてリモートワークの工夫や、働き方の多様性はより加速化していくと思われますが、地方活性におけるやるべきことは普遍的なものではないかと考えます。

「業界マーケットにおける地方の強みが一体なんなのか」というところを見出していき、その領域のナンバーワンになっていくことにより、「この領域だったらこの地域」という認識を持ってもらうことがこれから先求められてくることだと考えています。

ビジネスのスピードを考えると、東京一極集中はなかなか無くなりにくいでしょうし、そこは難しいと感じます。

とはいえ地方でなければできないことは多々あります。

例えば首都圏に比べて地方のいいなと思うポイントは、人材流動性が少ない点です。

よくも悪くもそこまで競合やライバル企業が多いわけではないので、四国各県の転職回数は首都圏と比べると少なく(データ出展:https://todo-ran.com/t/kiji/23063)、このメリットはナレッジがたまりやすいということです。

一つの企業で長く働くということは、その方にその企業のナレッジがずっと蓄積されていくことになるので、この点はカスタマーサポートなどをする上ですごくアドバンテージになります。

人材流動性を抑えて長く働いてもらうことで、むしろ首都圏よりすごくいいサービスを提供できるのではないか、そういう部分も地方特有で強みの一つだと考えています。

マーケットに求められる領域が合致したときに、東京や大阪で出せない強みが四国各県で出せるのではないかと思いますし、それを見据えて邁進していくことが必要であり、SHIFT PLUSの考え方となっています。

講演を終えて

今後もさらに働き方が多様化していくことが予想されますが、ビジネススピードを考えると首都圏、東京への一極集中が解消されることはなかなか難しいと言えます。

そこで地方企業特有の強みとは何なのか、業界における特産品は一体何なのか、そこをいち早く掘り下げ事業の基盤を整えていくことが、今後の地方地域の活性化に繋がる鍵になるのではないでしょうか。

SHIFT PLUSの場合は、社内のお問い合わせに対する最適な運用を行うことで、お問い合わせ自体の削減に繋げる強みを持っていますし、各企業様からも実際にニーズが高まっています。

今後もこの領域をさらに強化し、品質の高いサービスを提供していくことで、企業理念である「地方にワクワクする仕事を増やし、社会をより豊かに」というミッションの実現を目指していきたいと思います。

今回の四国活性化プロジェクトの講演やパネルディスカッションは、下記WEBサイト上でもアーカイブ動画にてご覧いただくことが可能ですので、よろしければぜひご覧ください。

四国活性化プロジェクトWEBサイトURL:http://unei-jimukyoku.jp/shikokupj/