【簡単でわかりやすい】「ITO(糸)」というアナログゲームが面白すぎる【新規紹介】
2019年10月8日

ラグビー日本代表、ラストワンプレイでのボーナスポイント獲得という劇的な勝利ッ!次のスコットランド戦も勝利してグループ1位でベスト8に行けるように今後も全力で応援し続けます。キックが多いプランだったりこちら側のディシプリンのところで乱れてペナルティが想定よりも取られてしまうこともありましたが、だいたいはプラン通り全体で遂行できたのではないかと思います。
また、個人的にもスタートアップウィークエンドという素敵なイベントに参加して、とてつもない刺激や影響を受けまくった週末でしたッ!!。
皆様ごきげんよう、yanoでございます~。
今回は交流用に新規採用したカードゲームがあまりに面白すぎたので、ご紹介させていただきます。このゲームの魅力を存分にお伝えしたいです。読んでいただいた後に一人でも多くの方に「やってみたい!」「交流に参加してみたい」って思っていただけると嬉しゅうございます。
↓「ITO」と書いて「いと」と読むのでございます↓
~2つのルールで遊ぶことができますが、今回は「クモノイト」のご紹介をさせていただきます
↓クモノイトのルールでございます↓
ある日のことでございます・・・
yanoは極楽のボードゲームまとめページを、独りでぶらぶらとサーフィンしていました。
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するとそのページの底に、「ITO」と云うゲームが一人、ほかのゲームと一緒にうごめいている姿が眼に止まりました。
私はいつものように「ライト・フットプリント」の考え方で、「考えてから買う」ではなく「買ってから考える」(高額商品の場合は別)ように心がけているので、直感で即購入ボタンを押しました。
↓裏にもルール記載がございます↓
色々書いてて複雑そうですが、簡単にまとめると
「数字を小さい順に出していく協力型ゲーム」
「数字をテーマに沿って例えることによって推理する」
「ライフがなくなる前に3ゲームのお題をこなせればクリア!」
↓参加者が「6人」で、お題が「おにぎりの具の人気」の場合↓
1.各プレイヤーに数字の書かれたカードを配る(自分以外に見せないように!)
2.テーマの書かれたカードを一枚選び、上下どちらかのテーマを選ぶ(今回はおにぎり)
↓今回は説明のために全員の手札OPEN↓
おにぎりの具材の人気であれば、0に近いカードは「不人気」 100に近いカードは「人気」ってことになります。
この場合「95の手札に人は自分より強いカードは5枚しかないので、自分の手札が最も人気である可能性があるので
「ツナマヨ!」「鮭!」
と宣言すれば他のプレイヤーは宣言したプレイヤーの数字が100に近いものだと推測することができます(嫌いな人にとってはそうではないってところもこのゲームの面白いところです)
また「11の手札の人も同様に自分より低いカードは少ないので、不人気(コンビニに置いてないとかマイナーな具材とか嫌いな人が多そう)を考えます
「具なし塩なし!」「浅漬け」
などどうでしょう?
一見いいヒントだと思いますし、「低い数字だろうなぁ~」って考える人もいれば「30くらいあるかも~」って考える人もいるでしょう。
なぜなら参加者それぞれが生まれ育った地域、男女別、年齢などが異なれば価値観は異なっているのが当たり前だからです。
このゲームはクリアのために協力するゲームではありますが、そのために「空気を読む」「一般論で考える」ってことが重要なゲームではありません。
このゲームによって各参加者の「好み」「価値観」などを知ることによって相互理解を深めることが目的であり、そのためのツールだからです。
↓「具なし塩なし」の人が一番最初にカードを出しました!↓
他の参加者全員が「さすがに具なしよりは自分のほうが数字が高い(人気ある)」と判断した結果、チャレンジが成功しました。
あとは残った人が推理していきます。
38の人「おかかかなぁ」
57の人「海老天です」
62の人「梅!」
85の人「悪魔のおにぎりだ!」
のように出し合いました。
たぶん、この中なら「おかか」が低いだろうってことをチームで決定しました
↓またチャレンジ成功です↓
さて、50前後のカードはとても難しいです。「平均」というのは空気読んだりしてもひねり出すのが難しいうえに、今回はとても数字が近いカード同士です。
案の定「海老天」と「梅」ではチーム内で上下の価値観に相違があったため、キーワードを変更して状況を打開することにしました
57「卵焼き!」
62「辛子明太子!」
というキーワードをもとにチームで再協議して「辛子明太子」のほうが低いだろうという決断をしました。
↓チャレンジ失敗↓
数十回プレイしていますが、やはり中間の数字でこれだけ近いと難しいです!!
ミスしたからといって、それを批判や否定することなく笑って済ませることでとても楽しめてます。
明確な正解がないものに対してアクションを起こしていくことであることに加えて、人それぞれの価値観が異なっているのが当たり前なので、ズレが生じるのは当然なのです。それが平均値であればなおのこと。
大事なのは「あなたがテーマと数字で選び出した最善手を思い切ってぶつけてみること」
それがこのゲームの神髄であると考えてます。
↓悪魔のおにぎり、おいしゅうございました↓
秩序だってて普遍的で序列が大きく変わることのなかったおにぎりワールドに舞い降りたニューフェイス。悪魔というネーミングからも混沌と破壊的イノベーションによって君臨してきた小覇王。個人的にはこちらが最上位と推したい気持ちが強いですが、鮭やツナマヨといったおにぎりワールドの「王」として君臨し続けている彼らにはまだ及ばないという判断になりました。
↓ファーストステージクリアです!!!!↓
これで1ゲームクリアです。このタイミングでライフが1回復します(参加者が二人の場合除く)。なので一回のミスはノーミスクリアと同じってことです。
↓2ゲーム目は2枚カードが配られます↓
好きなカードを一枚選んでもう一枚は使いません。それ以外は変更点がありません。フリートークやキーワードを出し合ってクリアを目指します。
↓ライフが2の状態でラストの3ゲーム目です!↓
配られたカードは3枚になりましたが1枚選んであとは同じです。テーマが難しかったりジャンルや範囲が広い、共通認識のキーワードが少ない(知らない)とかあると難易度が上がっていきます。
↓数値が近い人が3人もいます!↓
こんなことなんてそうそうないだろ~って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とあります。実際新人さんの歓迎交流会のファーストゲームでは「94」「99」「100」という方がいらっしゃって、3名とも自分が最強であることを譲らないという状況が発生しました。そんな状態でも奇跡的にノーダメージでクリアしたときの感動やカタルシスは計り知れないものがありました。
↓もちろん、こうなってしまうこともあります↓
このような状況だとどうしても難しいですし、数値が離れていても価値観の相違によってゲームオーバーは十分に起こりえます。今回のテーマだと洋画だとわかりづらい人もいるだろうから「ジブリ」で例えたらどうだろうって提案をしてみても、ここまで数値が近いとわかりづらいし、キーワードの出し方も難しいので考えれば考えるほど混乱します。同調に身をゆだねるのではなく直観を信じて勇気をもって主張してみましょう。主張する側に根拠がないのと同様に否定するにしてもそこにも明確な根拠なんてあるはずがないですから。
いかがでしたでしょうか?
悩んだり、失敗したり、価値観がズレることって日々の生活では傷ついてしまうことになりがちなこともこのゲームではそういった要素を認め合ったり笑って許容することによって相互理解を深められるゲームです。出身が福岡の方でおにぎりの具材で100とか持ってるときに「辛子明太子!」って堂々と言ってしまっていいと思うんです!ゲーム自体はダメージを食らいますが、あなたの価値観を知ってもらうことが一番の目的なのだから。
あなたの価値観を 私に 教えてください
ありったけの想いを 私に ぶつけてみてください
皆様の交流へのご参加、心よりお待ちしております。
ゲーム交流会の企画や運営に携わっております。
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